9月は「防災」についての講座を開催しました✨
皆さん、こんなお悩みや不安はありませんか??
・災害の事前準備は何をすればいいの?
・どうすれば自分や子どもの身を守ることができるの?
・災害が起こった時、なにをすればいいの?
・子どもの心のケアはどうすれば?
本講座ではfamitasuカウンセラーの道原 舞(みっちー)さんより、防災について詳しくお伝えいただきました✨
講師 / 道原 舞(みちはら まい)
【経歴】
養護教諭(保健室の先生)として、大学卒業後から2022年の3月末まで中高一貫校で勤務(勤務歴10 年以上)
【資格】
・養護教諭一種、中学校・高等学校教諭一種(保健)
・特別支援学校教諭一種(全領域)
・いじめ対応アドバイザー
・性教育インストラクター登録講師(おやこひろば桜梅桃李)
【Instagram】
ぜひチェックしてくださいね!
https://www.instagram.com/watahoke_tetote/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D
今後のみっちーさんの講座2つ紹介
ご興味ある方は、Instagramまでぜひご連絡ください✨
イベント告知画像はページの一番下にございますので、よろしければご確認ください!
■大人の性教育講座~更年期編~ 今押さえておきたい大人の体の変化について
日時:①2024年10月16日 (水) 9:30-11:30
②2024年10月26日 (土) 21:00-22:30
費用:2,000円
場所:オンライン
■対話を重ねる新しい形の性教育講師育成講座
日時:秋以降、開催予定
対象
災害時の事前準備を進める、すべての子育て中のママ
約1,000倍
これは、阪神・淡路大震災と南海トラフ地震を比較した時の災害時のパワーの違いを表しています。
数字で見ると、災害の怖さがより一層伝わりますよね。
私たちは災害に向けて準備をしていく必要があり、そして災害が起こった際にどのように対応すればいいのかを知っていく必要があります。
自宅に必ず用意しておいた方が良い物
・水
水があれば4~5日生き延びることができるといわれています。
必要数:1人当たり、3リットル/日
・トイレ(簡易トイレ)
簡易トイレは、段ボールでできているため、外から見られる可能性がありますよね。
そんな時は、色付きのカッパを上からかぶり、他者から見られないように工夫できるようです。
必要数:1人あたり、5~6個(過緊張するため、10個程あればOK)
※大きな災害の場合は、道路が断絶していたり、空港が機能していない場合もあります。そのため、自衛隊が到着するまで、時間を要することが予想されるため、準備は3日から7日分しておくのが理想と言われています。
トイレの水は流さないで
マグニチュード6強以上は、排水管が壊れている場合があります。
トイレにお風呂の水を流してしまうと、トイレやマンションの1階部分が水浸しになってしまうことがありますので簡易トイレを使用するようにしましょう。
いつものバッグにあると安心防災グッズ
・モバイルバッテリー
ケータイを使用出来なければ情報弱者になります。そのために、津波情報などを知ることができなければ、危険さらされやすくなります。命を守るための情報を入手できるように準備しておきましょう。
・マスク
・小銭
・食べなれたお菓子
(子どもは慣れたものを好むためおススメです。溶けないもののほうがいいですね。)
・小型ライト
・連絡先のメモ
(ご自分のケータイが使用できなくとも、電話番号さえ分かっていれば、電話を貸してもらえた際に連絡することができます。)
◎ポーチの重さ200gが目安
あまり重くないのが理想です。避難先で毎日持ち運ぶことを考え、ご準備いただけるといいかと思います。
避難バッグのポイント
安全に持って歩ける重さを意識
事前に、避難バッグをもって、避難場所まで歩いていくことができるかを確認して見てください。被災の際には、通常徒歩10分で到達できる場所も、家が倒壊していたり、道路が断絶されていたりするため、3時間かかる場合もあるとのことでした。
基本は3日分の用意がベストと言われていますが、一日分の用意(最低限)を安全にもって、歩ける重さを心がけていただくといいかと思います。
避難リュックの用意
・スティック青汁
・サプリメント
自衛隊や災害ボランティアが入る場所以外は、菓子パンやお弁当がずっとループする場合もあるとか。
栄養不足になると、身体や心の健康を維持できなくなる場合もあります。
そのため、リュックにご準備いただくことをおすすめします。
・タンクトップ型のブラトップ
・ボクサーパンツ
避難所ではいろいろな人と一緒になります。大勢の前で着替えたり、干せたりできる物を持っていきましょう。
色はベージュやネイビーや黒がおすすめです。
※グレーは透ける場合があるので注意。
・大判タオルやストール
座布団がわりにもなりますし、赤ちゃんにミルクをあげる際にも使用できるので必須アイテムです。
・生理ナプキン
おむつがなくなった際に代用できますし、止血する際にも使用できるとのことでした。
・よく食べるお菓子、レトルト
・絵本、カードゲーム(子どもがすきなおもちゃ)
充電式のものは、被災地では使用することができません。
日常から子どもと一緒に、アナログおもちゃで遊んで慣らしておくことをおススメします。
・家族写真(半年から一年前までに撮った写真)
濡れないようにジップロックに入れておきましょう。
家族とはぐれたときや、ご家族を確認する必要がある際に使用することがあります。
※裏に、血液型や身長など個人を特定できる特徴を記載しておいてください。
・懐中電灯
電池が切れていないか確認しておいてください。
家の中にいくつかおしゃれ家具として、懐中電灯を置いておくのもおすすめです。
赤ちゃん用防災バッグ
・液体ミルク(缶ミルク)
被災はショックな出来事。ママの母乳が出なくなることもあります。
日ごろから、赤ちゃんに慣れてもらうためにトレーニングもしておきましょう。
・飲み慣れた哺乳瓶、乳首
・レトルトのおかゆ(離乳食時期)
・おむつ(1日10枚)おしりふき
・持病の薬(お薬手帳)
・赤ちゃんの洋服、靴、靴下
・絵本、カードゲーム
・防臭袋(画像の物がみっちーさんおススメのものです!!)
おむつがなくなりそう
生理ナプキンを代用することができるので、準備しておきましょう。
生理ナプキンは、止血の時にも使用できるとのことでした。
ぜひリュックに入れておきましょう。
避難するとき
自分を優先に
ご自身の安全をまずは優先してください。
マグニチュード5強から立つことが難しくなります。揺れが強いときに、子どものもとへ駆け寄ると、大人が転んで大けがに繋がる可能性もあります。
親が気を失ったり動けなくなると、子どもを守れなくなってしまうこともあります。
ベビーカー
ベビーカーは道が断絶されている場合は、使用できなくなりますので、ご注意ください。
おんぶや抱っこで避難いただくことをお勧めします。
はぐれたとき
子どもが家の住所が言えれば大丈夫ですが、そうでない場合は、避難リュックに個人情報を入れておくことをおすすめします。
子どもたちの心のケア
震災後の子どものストレス反応の一例
・行動 赤ちゃん返り、多動
・心 ぼーっとしている、小さな刺激にも驚く
・身体 寝つきが悪くなる、食欲不振、アレルギーが強まる
子どもは大人より症状が出やすくなるので注意が必要です。
災害後は、お葬式ごっこをする子どもが増えることがあります。
ですが、これは正しい子どもの心のケアになっていることもあるのです。
子どもが心の回復の途中にあるということを覚えておいていただけるといいかなと思います。
それと同時に、ご自分はどんなことで心が落ち着くのかなどを知っていただき、それを継続していただくことも子どものケアにも繋がるのです。まずはご自分の心を優先に、ママの心のケアも大切にしていただきたいなと思います。
災害と性暴力は隣り合わせ
老若男女問わず被害にあう場合があると言われています。
絶対的に悪いのは、加害者ですが、自分を守るためにできることをしましょう。
・衣類は黒っぽいものを (体のラインは出にくい物のほうがよい)
・長い髪はうしろで 低く結ぶ
がれき撤去などする際にも、髪をくくると便利な為、ゴムを用意しておくといいでしょう。
・ひとりで行動しない
性暴力を事前に防ぎましょう。
災害後、自宅に帰った際にも性暴力に注意が必要です。
必ず、二人以上で確認を行ってください。
まとめ
防災バッグは一式セットで購入できる物もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
簡易トイレもぜひ事前に、使用訓練してみてください。
トレーニングすることで、ストレスは軽減されるのです。
キャンプに行くことも効果的なのだとか。
災害が発生したとき、ご自分とお子さんの命を守るために、事前にしっかりと準備をしておくことがとても重要です。安全で安心な毎日を送るために、これを機会にぜひ対策について考えてみませんか?
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