子育てをしていると、「どう接したらいいか分からない」「親からされたことを思い出して胸が苦しくなる」と感じることはありませんか。
出産や育児をきっかけに「アダルトチルドレンかもしれない」と悩む人は少なくありません。
「子どもには同じ思いをさせたくない」
「ちゃんとしなきゃ、といつも力が入りすぎてしまう」
そんな気持ちを抱えて、自分を責めてしまうこともあるでしょう。
この記事では、アダルトチルドレンの特徴、子育て中に苦しくなる理由、心を整えるためのカウンセリングについて分かりやすく解説します。
アダルトチルドレンとは?
アダルトチルドレンとは幼少期の家庭環境の影響から、大人になっても生きづらさを抱える状態を指す言葉です。従来は、アルコール依存症の親の元で育った人を指していました。現在では、親からの過干渉や無関心、感情の否定などが続いた機能不全家庭で育った人も含まれます。[1]
アダルトチルドレンの人には次のような傾向が見られます。
- 自己肯定感が低い
- 他人の評価や機嫌を過度に気にする
- 頼みごとを断れない
- 「完璧にしなければ」と追い込む
- ミスに過敏に反応する
- 人に甘えるのが苦手
- 自分の気持ちがわからない
なお、アダルトチルドレンは医学的な診断名ではありません。詳しくはこちらの記事も参考にしてください。
関連記事:【公認心理師が解説】その「生きづらさ」はどこからくるのか?―アダルトチルドレンの問題―
5つの代表例
アダルトチルドレンにはさまざまなタイプがあります。ここでは代表的な例を5つ紹介します。
| 名称 | 家庭内の役割 | 大人になってからの傾向 |
| ヒーロー(英雄) | 親や家族の期待に応える | 完璧主義、頑張りすぎ |
| ケアテイカー(世話役) | 家族の面倒を見る | 他者を優先し、感謝を求める |
| スケープゴート(いけにえ) | 不満や問題の矛先になる | トラブルを抱えやすい |
| ピエロ(道化師) | 雰囲気を和ませる | 本音を言えない、顔色をうかがう |
| ロスト・ワン(いない子) | 存在感を消す | 自己主張が苦手 |
人によっては複数が混ざることもあります。自己診断にこだわる必要はありません。
アダルトチルドレンが子育てで生きづらさを感じる理由
アダルトチルドレンの人は、子育てが苦しいと感じることがあります。
ここでは主な理由を3つ紹介します。
自己肯定感が低い
アダルトチルドレンの人に共通してみられる傾向として、自己肯定感の低さがあります。小さな失敗でも「自分がダメだから」と感じてしまい、育児への自信を失いがちです。さらに、子どもの成長について周囲と比較し心の余裕が削られてしまいます。
完璧主義
「間違えてはいけない」「正しく育てなければ」と考える傾向があり、疲弊しがちです。また、気づかないうちに、子どもにも同じ基準を求めてしまい辛さを感じることもあります。
境界線が弱い
境界線が弱く人に合わせすぎるのもアダルトチルドレンの特徴です。結果的に自分の時間が消えて、疲労がたまってしまいます。
アダルトチルドレンがカウンセリングを受けるメリット
「子育てが辛い」「アダルトチルドレンかも」と感じたら、カウンセリングの受診も検討してみましょう。ここでは、カウンセリングを受けるメリットを3つ紹介します。
感情の整理や対処方法がわかる
「イライラが止まらない」などの理由が明確になります。また、「急に怒鳴ってしまったときにどうしたらいいか分からない」などの困りごとに対する対処方法がわかるのもメリットです。
親との距離の取り方が理解できる
親との距離の取り方に悩んでいる場合、無理をしてまで許す必要はありません。自分の心をどのように守ればよいか、カウンセリングで相談できるのも強みです。
子どもとの向き合い方が柔らかくなる
カウンセリングで自分の癖を理解できるので、子どもへの言葉がけや態度に余裕が生まれます。
子育て中に相談しやすいオンラインカウンセリング
「誰かに話を聞いてほしい」というときに役立つのがオンラインカウンセリングです。
外出せずにすみ、子どものお昼寝中などにも受診できるのがメリットです。また、周囲の目を気にする必要もありません。
Famitasuでは経験豊富なカウンセラーがオンラインカウンセリングを実施しています。育児中の悩みや困りごとに寄り添いながらお話をお伺いしており、「専門家に相談したい」という方から「育児の辛さを聞いてほしい」という方まで多くの皆様にご利用いただいています。
アダルトチルドレンの悩みは一人で抱え込まなくて大丈夫。カウンセリングを活用しよう
親になってはじめて「アダルトチルドレンかも」と気づく人は少なくありません。毎日の育児に追われて心が弱ってしまうこともありますよね。
自分の思いを人に聞いてもらうだけでも気持ちが軽くなります。育児の辛さやお悩みがある方は、ぜひお気軽にFamitasuのオンラインカウンセリングをご利用くださいね。
参考資料
[1]厚生労働省│厚生白書(平成9年版)
https://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/hakusho/kousei/1997/dl/05.pdf











