初めての育児は、父親にとっても戸惑いの連続です。
「ママじゃないと泣き止まない」「自分が関わっても意味がないのでは」と、自信をなくしてしまうこともあるでしょう。
ただ、その悩みはあなたが真剣に育児と向き合っている証拠でもあります。
この記事では、育児に自信がないと感じる父親が、自分らしく子どもと関わるためのヒントをお伝えします。
育児に自信がないのは向いてないからではない
自信がないからといって、育児に向いていないわけではありません。
育児をしていると、以下のような悩みに直面することがあるでしょう。
- ママじゃないと子どもが泣き止まない
- 家事や育児をしても妻に「違う」と言われる
- SNSやメディアで見る理想のパパ像と比べてしまう
そのような経験をして落ち込むのは、それだけ真剣に育児と向き合っている証拠でもあります。
育児の自信を失ったり疲れを感じたりしたときは、以下の記事をあわせてご覧ください。
パパも育児うつになる!男性の育児うつの症状やサポート方法を解説
父親も産後のメンタルに悩みやすい|セルフチェックで早めに対処しよう
完璧じゃなくても「関わること」が自信になる
育児で自信を持つために必要なのは完璧さではなく、関わり続ける姿勢です。
できる・できないよりも「今日も子どもと一緒に過ごせた」という積み重ねが、父親としての自信を育てていきます。
たとえば、以下のような関わりが自信につながるでしょう。
- 毎日5分でも子どもと触れ合う時間を持つ
- 子どもの笑顔やしぐさを写真や動画で残す
- 子どもと一緒に読んだ絵本や遊んだ内容を一言メモする
こうした日常的な関わりを続けることが、父親としての存在感や役割意識につながるのです。
仕事で疲れて関わる余裕がなくなりそうなときは、以下の記事をご覧ください。
仕事と育児で疲れた男性の本音|体験談から学ぶ疲れないための工夫3選
妻の言葉で自信がなくなったときは
自分なりに子どもに関わっていても、妻から指摘や否定をされて落ち込むのは自然なことです。
ただ、妻の言葉がきつくなったり伝え方が雑になったりしてしまうのは、産後で余裕がなくなっているためかもしれません。
そのようなときこそ、家族のために何ができるかという視点を持ちましょう。
夫婦が「家族のために」という前提を共有することで、少しずつ家庭の雰囲気が変化していきます。
その変化を実感できることが、父親としての安心感や自信を取り戻すきっかけになるはずです。
父親の心身の疲れやメンタル不調(パタニティブルー)について知りたいときは、以下の記事をご覧ください。
パタニティブルーとは|セルフチェックと夫婦で乗り越えるためにできること
「父親らしさ」は人それぞれでいい
育児に自信が持てず、SNSやテレビで見る理想のパパ像と自分を比べて自信を失うこともあるでしょう。
ただ、父親らしさに正解はありません。
大切なのは、自分なりに子どもと関わる姿勢を持ち続けることです。
発達心理学の研究によると、父親の育児の頻度だけでなく、声かけや共感などの質が子どもの発達によい影響を与えるという指摘があります。[1]
たとえ短い時間でも、温かみのある父親の関わりが子どもの安心感を育むことにつながるのです。
また、父親の関わりによって子どもが安心したり笑顔になったりする瞬間を目にすることで、父親自身の自信にもつながっていきます。
「こんなふうに関わってみたい」と思えることがあれば、完璧じゃなくても少しずつやってみましょう。
父親としての自信は、子どもとの時間の中で自然と育っていくものです。
疲れを感じたら「ひとりで抱えない」選択を
育児の自信を失ったときは、自分のこころを守ることも育児の一部と考えましょう。
がんばり屋の父親ほど「自分がしっかりしなきゃ」と思いすぎて、知らず知らずのうちにこころをすり減らしてしまうことがあります。
そのようなときは誰かに話すだけで自分の気持ちを整理できたり「自分だけじゃないんだ」と安心できたりするものです。
famitasuのオンラインカウンセリングでは、父親としての迷いや不安も安心してお話しいただけます。
ひとりで抱え込まず、こころのメンテナンスも大切にしながら育児をしましょう。
まとめ
育児に自信が持てないと感じるのは、子育てに向いていないからではありません。
不慣れな育児の中で自信をなくしてしまうのは、子どもと真剣に向き合っている証拠でもあります。
たとえうまくできなくても「関わりたい」という気持ちを持ち続けることが、子どもにとって何よりの安心につながります。
気持ちがつらいときは、ひとりで抱え込まずに相談することも大切な選択肢です。
famitasuのオンラインカウンセリングでは、父親としての迷いや不安についても安心してお話しいただけます。
あなたが自分らしく育児に関わるために、こころのサポートを活用してください。
参考資料
[1]森下 葉子
乳幼児期の子育てと父親 ─父親研究を通して考える












