「子どもに怒りすぎてしまった」「また同じことで落ち込んでいる」
そんな瞬間、心の奥でもう一人の自分が泣いていることはありませんか。
それは、心の中に「インナーチャイルド(内なる子ども)」が、まだ傷ついたまま残っているのかもしれません。
この記事では、インナーチャイルドの癒し方についてわかりやすくお伝えします。
インナーチャイルドとは?
「インナーチャイルド」とは、大人になっても持ち続けている、子どもの頃に感じた感情や記憶を指します。「内なる子ども」とも言われており、心の中に残る子ども時代の自分自身でもあります。
親に怒られて悲しかった気持ちや未解決のトラブル、心の中に残っている寂しさなどの感情が消えず、大人になった今も影響を与えているのです。
主な特徴には次のものがあります。
- 孤独を感じる
- 自己否定ばかりする
- 対人関係でトラブルを起こす
- コンプレックスを感じる
- 感情を表に出せない
- 良い子を演じてしまう
どれか1つが出る人もいれば、複数の傾向が当てはまる人もいます。
インナーチャイルドを抱えている大人をアダルトチルドレンと呼ぶことがあります。アダルトチルドレンについてはこちらの記事を合わせてどうぞ。
子育て中にインナーチャイルドに気づく理由
子どもを育てていると、思いがけず自分の感情が大きく揺れることがあります。
たとえば、次のような体験はありませんか。
- 子どもが思い通りに動かず、つい怒鳴ってしまった
- 「なんで私はいつもできないんだろう」と自己嫌悪になる
- 子どもが泣くと、自分も苦しくなってしまう
そんな風に感じるのは、心の中のインナーチャイルドが「昔の記憶」と重なって反応しているのかもしれません。
たとえば、幼い頃に「泣いてはいけない」「怒ってはいけない」と言われていた人は、自分の子どもが泣く姿を見たとき、無意識に「我慢していた感情」を思い出すことがあります。
幼少期に満たされなかった感情を思い出してしまい、苦しさを感じてしまうのです。
インナーチャイルドの癒し方
インナーチャイルドを癒すと、現在の自分と過去の自分を切り離して考えられるようになります。[1]
ここでは、インナーチャイルドの癒し方を紹介します。
自分の感情に向き合う
「また同じことで怒っている」「こう言われるといつも苦しくなる」など、自分の感情と向き合ってみましょう。
不安や悲しみ、イライラと向き合うことで、インナーチャイルドが抱えている声に気づくことができるでしょう。
心の声を書き出す
書くことで感情が整理され、過去の出来事を客観的に見つめ直せます。心理療法でも「ジャーナリング(書く瞑想)」は有効とされています。
ノートに思いつくままに想いを書き出してみましょう。
自分の感情を受け入れる
悲しみやツラさなどネガティブな感情を排除せず、「今はそう感じているんだね」と受け止めてみましょう。
否定しないことで、心の防衛がゆるみ自己理解が進みます。
「モヤモヤする」「なんとなくツラい」といった漠然とした気持ちでも大丈夫ですよ。ありのままの自分を否定しないことが大切です。
インナーチャイルドに寄り添う
感情を受け入れるうちに、幼少期のツラい体験を思い出すかもしれません。心の中のインナーチャイルドが話し出すこともあります。
そんなときは「よく頑張ってたね」「あのときは寂しかったね」と声をかけ、優しく寄り添いましょう。
過去の痛みを自分で包み直す
過去の痛みを包み直します。難しいときは幼い自分を抱きしめる様子をイメージするのもおすすめです。
「大丈夫、もう怖くないよ」と伝えインナーチャイルドを癒すことで、いずれは過去の出来事と今の自分を切り離して考えられるようになります。
癒されるまでには時間がかかることも。焦らず、幼児期にしてほしかったことを体験するのも効果的です。
日常でできるインナーチャイルドの癒し方
毎日の生活に、簡単なセルフケアも取り入れてみましょう。自分を大切に扱うことが、癒しにつながります。
- 1日5分だけ好きな音楽を聴く
- 好きな飲み物を味わう
- 子どもが寝たあと、自分を褒める言葉をひとつ書く
小さなことからスタートし、自分をいたわる習慣を身につけましょう。
人に話すことも大切です。感情や体験を共有すると、気持ちが和らぎますよ。
一人で整理できないときは、心理カウンセリングや自治体の相談窓口も活用してみましょう。
子育て中ツラくなったらママのインナーチャイルドを癒しましょう
子育て中に頻繁にツラくなるのは、インナーチャイルドのせいかもしれません。
自分の心に寄り添うことで少しずつインナーチャイルドを癒していきましょう。
心が重いときは、一人で抱え込まずに専門家に相談することも大切です。
Famitasuではママの心に寄り添うオンラインカウンセリングを行っています。あなたの気持ちを整理するお手伝いができれば幸いです。
参考資料
[1]MEDICAL NEWS TODAY│What is inner child therapy? What to know
https://www.medicalnewstoday.com/articles/inner-child-therapy











