仕事に育児に家事も頑張るワーママ。育児だけでも大変なのに、仕事をしながら育児をするのはつらいと感じる方もいるでしょう。
本記事では、ワーママが仕事と育児の両立をつらく感じる理由や、対処法を解説します。
ワーママの仕事と育児の両立がつらいのはなぜ?
ワーママが仕事と育児の両立をつらく感じる理由は、下記の4つが考えられます。
・多忙で休む時間がない
・上司・同僚の理解がない
・時短勤務で仕事の成果を上げにくい
・夫からサポートが得られない
多忙で休む時間がない
朝起きたら家事に支度、子どもを保育園に送ったら出勤し、退勤後急いでお迎えに行って家事…とワーママは毎日多忙で、休む間もありません。
忙しいことは、育児中のママ全員が抱える課題です。しかし、ワーママは家事・育児に加えて仕事もあり、よりタイトな時間管理が求められます。
その結果、ワーママは休む時間を持てず疲れてしまうのです。
上司・同僚の理解がない
上司や同僚の無理解も、ワーママがつらさを感じる要因です。
残業が難しく、子どもの急病などで欠勤・早退しても、ワーママは責任を持って働いています。しかし、そのような働き方を上司や同僚によく思われず、ワーママとしての苦労を理解してもらうのが難しいと感じている方もいるでしょう。
時短勤務で仕事の成果を上げにくい
フルタイムから時短勤務に変更し、以前のように成果を上げられないのがつらいワーママも少なくありません。
また、時短勤務になってもフルタイムと仕事量が変わらないケースもあります。時短なのに残業したり仕事の残りを持ち帰ったりすると、休む時間がなくなりがちです。
そして、時短勤務になり基本給が減って昇進・昇給に影響が出るのも、ワーママの焦りにつながります。
夫のサポートがない
パパのサポートがないと、ママの仕事と育児の両立は一層つらくなります。
最近は家事・育児に協力的なパパが増えていますが、一方で子どもが生まれた後も友達付き合いや趣味を優先するパパがごく一部いるのも事実です。また、パパが激務・単身赴任中で、ママがワンオペ育児をせざるを得ない家庭もあります。
仕事・家事・育児を1人で行うママの負担は、相当なものでしょう。
ワーママが仕事と育児の両立がつらい時の対処法
ワーママが仕事と育児の両立のつらさから抜け出すための対処法を4つ紹介します。
・自分の時間を確保する
・完璧主義を捨てる
・時短家電・家事代行サービスを活用する
・今の職場で働き方を変えられるか検討する
自分の時間を確保する
仕事と育児の両立がつらいワーママは、意識的に自分の時間を確保しましょう。
パパにできそうな家事・育児はどんどんお願いして、少しでも休める時間を作ることが大切です。
また、時々はパパや実家に子どもを預け、気分転換するのもおすすめです。数時間まとまった時間をつくると、外出したり家で休んだりしてリフレッシュできるでしょう。
完璧主義を捨てる
忙しい中で、子どものために栄養バランスのいい食事を作らなきゃ、洗濯や掃除もきちんとしないとと思っているママは、完璧主義に苦しめられているかもしれません。毎日の「~すべき」で手放せるものはないか、見直してみましょう。
食事をスーパーの惣菜やデリバリーに頼り、掃除洗濯がほどほどでも十分OKです。
時短家電・家事代行サービスを活用する
時短家電や家事代行サービスの活用も、ワーママの負担軽減に効果的です。
食洗機・ロボット掃除機・電気圧力鍋などの家電を使うと、ママは時間や労力を温存できます。すぐ購入できない場合は、レンタルで使うことも可能です。
家事代行サービスは、おかずの作り置きや掃除洗濯だけでなく、子どもの世話や送迎を頼める業者もあります。月数回の利用でもママは楽になるはずです。
今の職場で働き方を変えられるか検討する
今の仕事がつらいワーママは、転職を考える前に現在の職場で働き方を変えられないか検討してみてください。
定時で帰れる部署への異動や(フルタイムにこだわらなければ)時短勤務への変更ができないか相談してみましょう。
仕事によっては、テレワークで勤務可能か確認してもいいでしょう。
まとめ
本記事では、ワーママとして仕事をし続けるのがつらいと感じているママへ向けて、つらいと感じる理由や、対処法を解説しました。
今、仕事と育児の両立がつらいワーママは、すでに十分頑張っています。この記事を参考に、自分自身をいたわってあげてくださいね。
もし今の職場で働き方を変えられない場合は、時短勤務やパート、託児所付きなど働きやすい職場への転職を検討してみましょう。また、会社に所属せずフリーランスとして働く選択肢もあります。
働き方に悩むワーママや、精神的に辛さを抱えているワーママは、famitasuのカウンセリングを受けるのもおすすめです。
まずは抱えている悩みを吐き出してみてくださいね。