「きょうだいは何歳差が良い?」と子育て世代でよく話題になりますよね。
1more Baby応援団の記事によると、第2子を産んでいる家庭の31.3%が「2学年」離れているという結果で、やはり年が近い方が多数派という結果でした。一方で、26.8%の家庭が「5学年以上」離れているという結果になっており、年が離れているきょうだいも決して少なくないという状況のようです。
我が家は6歳差、小学校は入れ違いになるので小学校生活はなんとトータル12年になる予定です!私が実際に感じている年の差育児のメリット・デメリットなどについてご紹介します。
年の差子育てのメリット
上の子が物理的・精神的に手が離れている
1番のメリットは、上の子が成長していてある程度は自分で出来ることも多くなっており手がかからないということです。下の子のお世話で忙しい時も、状況を理解して我慢してくれたり出来ることは自分でしてくれるので、精神的な負担も少なく感じます。
また上の子の一人っ子期間も十分とれるので、それぞれにたっぷりと時間と愛情をかけてあげることができていると思います。
余裕のある子育てができる
一見メリットは少なく見えますが、物理的・精神的に余裕をもって子育てできるのが大きく、個人的には良いことの方が多く感じます。
年の離れた妹のことを一緒に面倒をみてくれたり可愛がったりしてくれるので、一人で子育てをしていた1人目の時と違って、孤独感も少なくとても穏やかに過ごすことができています。
そして育休を取る場合も、一度復帰して数年キャリアを積んでまた2人目の時に育休に入ることができるのもメリットと捉えることもできるかと思います。
年の差子育てのデメリット
人生における子育て期間が長い
私の場合は30代で1人目、40代で2人目を出産したので、下の子が成人するまで長い長い子育て期間が続きます。下の子が巣立つまで10数年、その頃私たちの年齢は?と少々頭が痛くなってきます・・。
下の子の同級生のママとの年齢差が気になる
下の子の保育園の同級生のママさんとは、20代で出産された方だと約20歳の年の差がある可能性も。ママの年齢は土地柄もによって変わってくるとは思いますが、若くて可愛いママさんをみかけると、子供のお友達から「〇〇ちゃんのおばあちゃん」と呼ばれてしまわないかと思わず心配になってしまいます・・。
高齢出産なので体力的に大変
子育てとは関係なくとも40代になると、様々な体の不調やお肌のエイジングのサインが気になってくる頃ですよね。出産から子育ては全てが体力勝負!というのは紛れもない事実で、40代で2人目のお世話は体力的に大変です。
子供用品の買い直し
断捨離も定着した今、親世代のように何でもとっておくという習慣のない人も多いのではないでしょうか。我が家も引っ越しなどもあり、上の子が小さい時に使っていたものもかなり処分してしまっていたので、新生児グッズなどは全て新しく買い直しが必要となりました。
外出時に子供2人の興味が合わない
きょうだいに年の差があると、興味のあること、遊びのペース、遊び場の対象年齢が合わないなど、一緒に外出するとどちらかが我慢したり合わせたりしないといけないパターンが多く、外出先を選ぶのに苦労することが多いです。
デメリットの解決案
子育て期間が長いのは幸せ、二人目は気楽に!
毎日忙しく過ごしていると、子育て期間が長いのは大変に感じます。でも子供と一緒に過ごせる時間は幸せで、子供が巣立った後に考えると長期の子育て期間は幸せだったなと感じるに違いないと思います。
実際上の子の手が離れてきたのを見ていると、子供と濃密に過ごすことができる期間は思っているよりも、遥かに短いのだと実感します。
ガチガチに気合がはいっていた1人目の子育てと違って、2人目の子育ては肩の力を抜いて気楽にできているという方が多いのではないでしょうか。色々と勝手がわかっているので心配も少なく、のびのびと子育てをしているのであっという間に大きくなっているのを感じます。
下の子のママ友とは、距離があるくらいが丁度良い
どうしても上の子の都合に合わせて、家族全体のスケジュールが決まってくるので、下の子のママ友とはあまり親しくする機会も少ないような気がします。同級生ママとの年齢差が気になってしまう一方で、年齢差のおかげで距離ができるくらいが丁度いいのかもと思っています。
健康に長生きしたいという良いモチベーション
下の子が独り立ちするまで、そして孫の顔を見るまで元気でいないと!と、毎日しっかり運動する時間を設けたり、今までサボっていた美容に気をつけるようになったりと、若々しく健康に長生きしたいというモチベーションに繋がっています。
人生100年時代と言われている今、長寿に対してポジティブな動機を持ち続けるのは大切ですよね。
子育てグッズは、フリマアプリなど利用して安く買う&売る
下の子の為に色々と買い直す必要があったけれど、中古品をフリマアプリでお得にゲットしたり、逆に新品をきれいに使って売ったり、上の子のママ友から沢山お下がりを頂いたりと工夫次第であまりお金をかけずに用意することができるはずです。
また育児用品が一人目の時から進化して便利になっていたり、新しいグッズが登場していたりしたのも楽しい発見でした。
子供一人ずつ、パパとママで別々にお出かけでOK!
年齢が離れていると興味が合わないのは当たり前。そこは割り切って、今日は上の子はママ担当、下の子はパパ担当、と分担して、週末はそれぞれが行きたいところへ別々に連れて行くことで皆が満足できるように。逆にキャンプや旅行など、全員でお出かけするのが特別なイベントとなりました。
まとめ
年が近いきょうだい、年のはなれたきょうだい、それぞれの良さがありますよね。私個人的には、今のところ6歳差の子どもたちを見ているととても良い感じだと思っています。 年の差育児で悩んでいる方や、2人目を考えているけど年の差があると大変かなと悩んでいる方などの参考になったら嬉しいです。