「赤ちゃんのお世話をしている妻がイライラしている」「産後、話しかけても冷たい返事しか返ってこなくなった」そんなふうに感じて戸惑っているパパは少なくありません。
産後のママがイライラする大きな要因の一つが育児ストレスであることをご存じでしょうか。特に乳幼児の時期は、ママは24時間子どもと向き合い、心も体も限界に近い状態になりやすいもの。この時に大切になるのがパパの対応です。
この記事では、ママの育児ストレスに対してパパが今すぐできる対処法について解説します。
夫も知っておきたい!妻が育児ストレスでイライラする理由
ママが育児ストレスでイライラしているのにはいくつかの理由があります。ここでは、主なものを3つ紹介します。[1]
睡眠不足とホルモンバランスの乱れ
産後のママはホルモンが大きく変動し、気持ちの浮き沈みが激しくなりやすい状態です。性格が変化したわけではありません。努力や気合ではコントロールしづらいゆらぎがあることを把握しておきましょう。
さらに、夜泣きや授乳による慢性的な睡眠不足が重なると、イライラや落ち込みが強まりがちです。
子育てのプレッシャー
「子どもを完ぺきに育てなければならない」と考えるママは、強いプレッシャーを感じています。高い理想とは裏腹に十分な育児が出来ていないと自分を責めてしまうことも。
子育てに対するプレッシャーを一人で背負ったママは、逃げ場のなさからストレスを感じてイライラしてしまいます。
夫に対する不満
パパの行動や対応に不満がある場合も、高いストレスを感じがちです。パパが家事や育児に関わらない、お礼を言ってくれないといったことから、しつけや教育方針が違うといったことまで、さまざまなすれ違いが育児ストレスを引き起こします。
妻の育児ストレスに夫が今すぐできる対処法5選
ママの育児ストレスに対して、夫が今すぐできる対処法を5つ紹介します。日々の生活の中で、できるところから取り入れてみましょう。
妻に感謝と労いの言葉を伝える
毎日の育児や家事は「当たり前」ではありません。どんなに忙しくても「ありがとう」「助かるよ」と一言伝えるだけで、ママの気持ちは大きく変わります。
まだ一度も感謝を伝えていない、というパパはぜひこの機会に感謝の気持ちを伝えるところから始めましょう。
情報を共有する
子どもが小さいうちは夜間授乳や日中の抱っこで、ママはほとんど休めません。ところが、パパがその大変さに気づいていないケースは多いもの。
「昨夜は2時間しか眠れなかった」「今日はずっと抱っこしていた」など、具体的な状況を共有するだけでも、お互いの理解が深まりストレス軽減につながります。
また、しつけや教育方針についても話し合っておくことが大切です。
家事・育児の担当を決めて責任を持つ
「今日はオムツ替えをお願い」「明日は洗濯してね」とその都度分担を決めてパパに指示するのは、ママにとって精神的な負担です。
「寝かしつけと買い物はパパ」「授乳と料理はママ」など、ルール化して習慣にすればお互いスムーズに行動できます。パパも役割を持つことで、夫婦ともに対等に子育てをしているという実感も生まれやすくなるでしょう。
妻の休憩時間を作る
一日中子どもの面倒を見ているママは、気持ちを休めることができません。
たとえば、パパが休日や夜間に子どもの世話を担当すればその間だけはママが一人の時間を過ごせます。その数時間が、心のリフレッシュにつながり育児ストレスの軽減につながります。
一人でカフェに行く、昼寝をするといったわずかな時間でもママにとっては大きな癒しです。ぜひ今日からパパが意識してママの休憩時間を作ってあげましょう。
共感力を高める
ママが愚痴をこぼしたときに「もっとこうすればいいのに」とアドバイスしてしまうパパは珍しくありません。
一方、ママが求めているのは解決策ではなく「大変だったね」「つらかったね」という共感であることも多いもの。気持ちを受け止めてもらえるだけで安心し、ストレスがやわらぎます。
正論を伝えるよりも、ママの気持ちを理解することを優先しましょう。
夫も気をつけたい!育児ストレスとの向き合い方
「ママを支えなければ」と頑張りすぎると、今度はパパ自身が疲弊してしまうことも。
完ぺきを目指さずに、できることから少しずつ取り組みましょう。仕事と家庭の両立に悩むときは、信頼できる人に相談するのも効果的です。
パパが元気でいることも、家族にとって大きな支えになりますよ。
夫の協力で妻の育児ストレスは軽くなる
子どもが小さい時期にママがイライラする大きな原因は育児ストレスです。
夫が感謝を伝えて具体的に動き、共感を示すだけで妻の心はぐっと軽くなります。
「ありがとう」「今日は僕がやるね」そんな言葉を交わしながら、夫婦関係を深め子育ての大変な時期を乗り越えていきましょう。
参考文献
[1]乳幼児を持つ母親の育児ストレスに関する要因の分析
https://www.jschild.med-all.net/Contents/private/cx3child/2005/006403/008/0425-0431.pdf











