赤ちゃんとの毎日は楽しい反面、想像以上に大変なこともあります。シングル家庭や単身赴任、パートナーの帰宅がいつも遅いなどの理由で一人で家事・育児をしている場合、さらに負担を抱えがちです。
核家族化が進み共働き家庭が増えた今、周りに助けを求められず毎日のワンオペ育児で限界を感じてしまう方は少なくありません。
この記事では、ワンオペ育児が辛い理由と一人で頑張りすぎないための対処法をお伝えします。
ワンオペ育児とは
「ワンオペ」は、飲食店などで1人で店を回すことを意味する「ワンオペレーション」が由来です。
ワンオペ育児とは、配偶者や家族のサポートがほとんどない状況下でママまたはパパが一人で子育てを担う状態を指します。
ワンオペ育児には下記の状況が当てはまります。
- シングルマザー・シングルファザー
- 単身赴任
- 配偶者の帰宅が深夜で、平日はほぼ育児に関われない
- 実家や親戚が遠方に住んでおり、頼れない
令和2年度に行われた厚生労働省の調査によると、男性正社員の育児時間は次のとおりです。[1]
- 1時間~2時間未満:31.0%
- 30分~1時間未満:24.3%
- 30分未満:15.8%
つまり、男性の約7割が育児時間2時間未満という状況です。
パパの育児時間が短い家庭では、ママが在宅時間の大半をワンオペで過ごしているケースが多いと考えられます。
また、パパが家にいるのにスマホを見ているだけで何もしないという状況を「実質的なワンオペ育児」と捉えるママも多く見られます。
ワンオペ育児が辛い理由
ワンオペ育児の場合、一日中子どものために動き続けることになります。
ごはん、片づけ、洗濯、お風呂、寝かしつけなど、必要な用事をこなしている間にも子どもから声がかかるので、自分のペースで予定通りに進めるのは困難です。
多くのワンオペ育児経験者は「自分の食事は立ったまま」「トイレにも一人で行けない」といった悩みを抱えています。
そんな日々が続くと、自分の時間が完全に消えてしまいます。
しかも、ワンオペ育児は24時間気が抜けない状況が毎日続くので、多くの人が辛さを感じているのです。
さらに、パートナーからの共感不足もワンオペ育児を辛いと感じる大きな理由となります。
ワンオペ育児の辛さから抜け出すための5つの対処法
ワンオペ育児の負担を軽減するための対処法を5つ紹介します。自分にできそうなものから取り入れてみてくださいね。
「無理なものは無理」と認める
ワンオペ育児が辛いのは、あなたの頑張りが足りないからではありません。そもそも、一人で子どもを育てながら家事まで完璧にこなすのは、不可能に近いことです。
「ワンオペ育児で完ぺきな家事育児は無理」と認めるだけで、心の負担が軽くなります。無理をしすぎず、大変な一日をなんとか乗り切れた自分をほめることから始めましょう。
家事は優先順位をつけて減らす
洗濯、掃除、食事の準備など毎日の家事は膨大です。全部やろうとすると、どれも中途半端になって疲れ切ってしまいます。
家事に優先順位をつけ、それ以外のものは思い切って減らしてみましょう。主な例を3つ紹介します。
- ごはんは冷凍食品や宅配ミールを利用
- 洗濯は毎日しなくてもいい
- 掃除は週末にまとめてする
子どもは徐々に成長し、できることが増えてきます。それまでは家事を減らして負担を軽減しましょう。
必要なサービスを使う
今はファミサポ、一時預かり、家事代行、オンライン相談など、ワンオペ育児をカバーできるサービスがたくさんあります。
「お金を使うのがもったいない」と思うかもしれませんが、万が一自分が過労で倒れたらそれどころではありません。
限界を感じる前に、必要なサービスを活用しましょう。
一人で抱え込まず、気持ちを話す
イライラや悩みを誰かに話すだけで気持ちが軽くなることも。
ママ友、SNS、地域の子育て支援センター、オンライン相談などさまざまな方法があります。
モヤモヤを人に話すことで、自分の気持ちや状況が整理できるのも利点です。
パパと話し合う
パパが家にいるのに「スマホを見ているだけで何もしないから、ワンオペ育児と変わらない」という悩みもよく聞きます。
そんなときは、落ち着いて夫婦で話す時間を作ってみましょう。
「手伝いたいけれど何をしたらいいか分からない」というパパも多いものです。
「こうしてもらえると助かる」と具体的に伝えると、行動のきっかけとなることがあります。
ワンオペ育児は辛いもの。一人で抱え込まないで
子どもの急な発熱などイレギュラーなことも多い育児を、たった一人で抱え込むのはかんたんではありません。
家電や総菜、ファミサポなど使えるサービスを取り入れてみましょう。
辛い気持ちを吐き出したいときは、Famitasuのコミュニティやオンラインカウンセリングも活用してみてくださいね。話すことで、モヤモヤが少しずつ軽くなりますよ。
参考資料
[1]厚生労働省委託事業令和2年度仕事と育児等の両立に関する実態把握のための調査研究事業








