「夫の言動に傷ついてしまう」「夫の親との関わりがつらい」
このような思いを抱えながら、日々の育児を頑張っていませんか。
発達障害のある夫やその親との関係に悩み、つらくなってしまう方は少なくありません。
この記事では、発達障害の特性や関わり方のヒントを紹介しながら、あなた自身のこころを守る方法を一緒に考えていきます。
発達障害の夫の言動につらいと感じるのは自然なこと
発達障害のある夫との関係で「つらい」と感じるのは、決して特別なことではありません。
子育て中は、ただでさえ心身のエネルギーを消耗します。
そんな中で夫が空気を読まなかったり、共感の言葉が返ってこなかったりすると「どうしてわかってくれないの」と感じるのは自然なことです。
そのつらさはあなたの気にしすぎではなく、夫との関係の中でこころが疲れているサインといえるでしょう。
まずは感じている辛さを否定せず「疲れているんだね」とあなた自身に寄り添うことから始めてください。
発達障害の特性を知ることで見えてくる夫とのすれ違い
発達障害を持つ人は、感情を読み取ったり相手の立場に立って想像したりすることが苦手な傾向があります。
そのため、悪気がなくても思いやりに欠けて見えたり、家事や育児を自分ごととして捉えにくかったりするのです。
例として、以下のような場面が挙げられます。
- 興味のあることに集中しすぎて周囲が見えなくなる
- 予定の変更や予想外の出来事が苦手ですぐに不機嫌になる
- 感情を読み取ることが苦手で相手の気持ちを想像しづらい
これらは脳の働き方の違いによるものであるため、関わり方の工夫が必要です。
たとえば、お願いや提案をするときは、具体的に頼むことで受け入れられやすくなります。
例:「今日は寝不足でつらいから、10分だけ抱っこを代わってもらえる?」
相手を変えることは難しくても、特性を知ることで楽な関わり方を考えるヒントになるでしょう。
発達障害を持つ夫の親に疲れたときは
発達障害の特性は、親子で似ることがあります。
そのため、夫の親に相談しても「うちの息子は悪くない」と理解を得られないことがあるでしょう。
例として、以下のような場面が挙げられます。
- 夫を注意してもらいたいのに逆に責められた
- 義実家の価値観が理解できず会うたびに憂うつになる
このようなときは無理に理解を求めるよりも、あなたと子どもが安心して過ごせる環境を優先しましょう。
周囲に相談できる人がいないときは、公的な相談窓口を頼りましょう。
- 保健センター
- 子育て支援センター
- 発達障害者支援センター
頼れる人を増やすことで、安心できるつながりを取り戻せるはずです。
発達障害の夫やその親により「カサンドラ症候群」になることも
発達障害のある相手との関係で気持ちがすれ違い続けると、こころが疲れ果ててしまうことがあります。
医学的な診断名ではありませんが、このような状態は「カサンドラ症候群」と呼ばれ、次のような症状がみられます。[1]
- 不眠
- 抑うつ
- 無力感
実際に、夫婦のどちらかが発達障害を持つ場合は、配偶者側の抑うつ傾向が高いことが報告されています。[2]
つらさをひとりで抱え込まないように、相談できる人を前もってリストアップすることが大切です。
たとえば、友人・地域の支援センター・カウンセラーなど、話せる場所を3つほど書き出すことで「いざというときに頼れる場所がある」と安心しやすくなります。
安心して話せる場をもつことで、気持ちが落ち着きやすくなるでしょう。
相手を変えるより自分のこころを守る関係づくりをしよう
発達障害のある夫やその親との関係では、相手を変えることは簡単ではありません。
だからこそ、自分のこころを守る方法に焦点を当てることが大切です。
たとえば、感情的にぶつかりそうなときは深呼吸する、伝えたいことをメモにして整理するなど、小さな工夫が関係を穏やかにしてくれます。
また「ここまではできるけどこれ以上は難しい」と、自分の限界を意識して線を引くことも、こころを守る方法のひとつです。
「夫婦のことを人に話すのは恥ずかしい」と感じるときは、日常の人間関係とは切り離された安心できる場所で話してみましょう。
famitasuのオンラインカウンセリングでは、ご自宅から専門のカウンセラーに気兼ねなくご相談いただけます。
生活から少し離れた空間だからこそ、本音を言葉にしやすく気持ちを整理しやすいのです。
あなた自身のこころを守るために相談しよう
発達障害のある夫やその親との関係に悩むママは少なくありません。
理解されない関係の中で疲れを感じるのは、誰にでも起こりうることです。
無理に頑張り続けるよりも、まずはあなた自身のためにこころをケアすることが大切です。
「発達障害を持つ夫の言動に傷つく」「夫の親との関係に疲れた」というときは、famitasuのオンラインカウンセリングをご利用ください。
生活から離れた安全な関係性の中で、気持ちを整理する時間を作りましょう。
参考資料
[1]宮尾益知
発達障害と人間関係 カサンドラ症候群にならないために
[2]夫婦の自閉スペクトラム症的行動特性と抑うつとの関連
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpsy/93/4/93_93.20052/_pdf/-char/ja











